モンドその他の記録
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日が昇り、夜が終わる。
鍵のかかった窓など、悪魔にとっては何の意味もない。
「ケケケッ!
毎日嫁ん為に尽くして、変わんねえな」
「あんたには…一切関係ない事だろ…尽くしてないし」
「よくも幸せそうに笑ってられるモンだよなあ?
ところで、何でオレと遊んでくれないんだ」
「…は?」
「あんたは、折角逢いに来た旧友と、遊ぶべきだろ」
「…は?」
「逢いに来てやったんだつってんの、このオレが」
「来なけりゃ…よかったのに」
「ギイイイ!氷のように冷たい天使 地獄に堕ちるがいい」
悪魔は、ひとしきり悪態を吐いて歯軋りをすると、まだ見ぬ遊び場を求めて澄んだ空の彼方へ、疾風の如くに飛んでいった。
彼は、同胞の悪魔も地獄という場所も嫌いだった。
天界も、彼の天使のいない場所など、興味はなかった。
鍵のかかった窓など、悪魔にとっては何の意味もない。
「ケケケッ!
毎日嫁ん為に尽くして、変わんねえな」
「あんたには…一切関係ない事だろ…尽くしてないし」
「よくも幸せそうに笑ってられるモンだよなあ?
ところで、何でオレと遊んでくれないんだ」
「…は?」
「あんたは、折角逢いに来た旧友と、遊ぶべきだろ」
「…は?」
「逢いに来てやったんだつってんの、このオレが」
「来なけりゃ…よかったのに」
「ギイイイ!氷のように冷たい天使 地獄に堕ちるがいい」
悪魔は、ひとしきり悪態を吐いて歯軋りをすると、まだ見ぬ遊び場を求めて澄んだ空の彼方へ、疾風の如くに飛んでいった。
彼は、同胞の悪魔も地獄という場所も嫌いだった。
天界も、彼の天使のいない場所など、興味はなかった。
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